みんなで過ごすお正月

賑やかなお正月

正月と言えば祖父母の家に帰るイメージがあります。
わたしには多くのいとこがおり、毎年とても賑やかに過ごします。

 

祖父母の家に帰ると、祖父母と共に年末から泊まっていた従兄弟の家族が出迎えてくれます。
わたし達は慇懃にあいさつをして、あとはテーブルのセッティング作業に取り掛かります。

 

普段は祖父母しかいない家ですので、テーブルは必要最低限のものしか出ていません。
また、彼らの住んでいるところは田舎なので近所の人がひっきりなしに遊びに来てくれるのです。
そのため大規模なスペース確保をしなければなりませんでした。

 

家具をどかして、そこの埃を掃除して、机を設置して、といって具合です。

 

従兄弟が全員集まるともう大わらわです。
わたしは従兄弟の中でも年下の部類なので、同じく年下組の子達とちょっとサボっていたのがいい思い出です。

 

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同じ頃母親たちは煮物などを作るのに大忙しです。
父親たちは正月の挨拶に来る親戚や近所の人に対応していました。
対応といっても一緒にお酒を呑んで話をするだけです
。田舎なので訛りがひどくわたしたちは何を言っているのかさっぱり分かりませんでした。

 

祖父母の家に行くといつも賑やかでした。正月らしい、楽しい時間を過ごしていたように思います。

いとこと一緒に初詣

子供の頃、毎年一月三日の日に、祖父、おじ、いとこたちと一緒に電車とバスを乗り継いで初詣に行っていました。奈良県にあるその神社はとても大きく有名で、子供にとってはお参りをすることよりもその前に所狭しと立ち並ぶ屋台と三輪素麺のお昼ご飯の食べ物のことばかりに気を取られていたと思います。

 

お参りする前には必ず暖かい素麺、にゅう麺を食べに行きました。そのお店は広い庭園の中に昔ながらの古い家屋があり、そこの土間部分に大きな木でできたテーブルと木を切っただけのような椅子が並んでいました。にゅう麺を注文すると必ず短い竹筒の容器に入った数粒の黒豆が一緒に添えられていて、子供心にしゃれている器を使っているなあと思っていました。フーフーと冷ましながら食べるにゅう麺も黒豆も格別でした。

 

私たち子供にとっての一番の楽しみは、最後にやって来る屋台です。100円ずつをもらい、自分で何か好きなものを買うことが出来ました。毎年色々と迷いながらも、結局全員がどんぐり飴を買っていました。何種類も並ぶどんぐり飴の中から私はソーダ、コーラ、グレープなどを選んでいたと思います。沢山種類があったので色々迷うのですが、結果的に毎年似たような種類を買いました。それを一人ずつ透明の袋に入れてもらい、きれいな色を眺めながら帰るのが楽しみでした。